JR常磐線、水郡線でも徐行運転 茨城地震
28日午後9時半すぎ、茨城県を震源とする地震があり、茨城県高萩市で震度6弱の揺れを観測している。地震により、交通に影響が出ている。
JR東日本によると、東北新幹線で、地震を検知するシステムが働き、大宮・仙台駅間で、一時、運転を停止した。安全が確認されたとして、午後9時47分、運転を再開している。
JR東海によると、東海道新幹線も東京・掛川間で、一時、運転を停止したが、安全確認後、午後9時55分に、運転を再開している。
在来線では、午後10時半すぎ現在、JR常磐線の茨城県東海村にある東海駅から福島県いわき市の泉駅の間の上下線で、線路などの安全確認を行っているため、速度を落として運行しているという。またJR水郡線の茨城県大子町の上小川駅から福島県矢祭町の矢祭山駅間の上下線でも、現在、徐行運転が行われているという。
日本道路交通情報センターによると、午後10時15分現在、常磐自動車道茨城県日立南太田ICと福島県のいわき勿来ICの間の上下線で、地震による安全点検のため、通行止めになっているという。
また国土交通省によると、震度4が観測された茨城空港と福島空港で、滑走路などを点検したが、ターミナルビルなどを含め、異常がないことが確認されたという。