被災地の寺でも年越し準備 熊本・益城町
熊本地震で被災した熊本県益城町の寺でも年越しの準備が進められている。
益城町にある浄信寺は熊本地震で被災し、本堂や梵鐘などが壊れる被害に遭った。毎年、大みそかには約300人が訪れて除夜の鐘をついていたということだが、今年は梵鐘の代わりとなる半鐘を用意した。
浄信寺・小田孝行住職「(今年は)おいでにならないと思っていた。鐘がなくなりましたから。そしたら来ますという方がけっこういらっしゃったので、それならしようかと言って。それぞれの思いを吐き出す場所が寺でもありますので」
浄信寺では31日午後11時半ごろから除夜の鐘をつき始めるという。