×

熊本地震からきょうで半年…被災地の現状は

2016年10月14日 12:27
熊本地震からきょうで半年…被災地の現状は

 熊本地震から14日で半年。被災地では今も倒壊した家屋が目立ち住宅再建が課題となっている。震度7を2回観測した益城町から中継で伝える。

 益城町の避難所、益城町総合体育館では、ピーク時で約1600人が避難していたが、13日の時点で104人になっている。

 益城町では、今も倒壊した家屋がそのまま残されている。熊本県によると一連の地震による死者は、関連死も含め110人にのぼっている。仮設住宅はこれまでに整備予定の4303戸のうち約95%の4052戸が完成し、今月末にもほとんどの避難所が閉鎖される見通し。住宅被害は17万2000棟以上で、解体が進められているが、先月末の時点で想定される家屋の14.6%しか終わっていない。

 地震から半年、一日も早い復旧・復興が急がれる。