ノロウイルスの集団食中毒と断定 和歌山
和歌山県御坊市で子どもら700人以上が体調不良を訴えた問題で、県は「ノロウイルス」が原因の集団食中毒と断定した。
和歌山県によると、26日夜から27日朝にかけて、御坊市内の公立幼稚園と小・中学校に通う子どもら719人が相次いで下痢や発熱などの症状を訴えた。いずれも今月25日に市内の同じ給食センターで調理された給食を食べていたが、検査したところ複数の子どもの便からノロウイルスが検出されたことが新たにわかった。
このことから県は給食が原因による集団食中毒と断定。給食センターに14日間の営業停止処分を命じるとともに、感染源となった食材の特定を進めている。