小正月の「雪中田植え」で五穀豊穣祈る
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青森県東北町で小正月の伝統行事「雪中田植え」が行われ、地域の子どもたちが五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。
「雪中田植え」が行われたのは、東北町の歴史民俗資料館の中庭。地区のお年寄りや上北小学校の3年生たちが、しめ縄を張って田んぼに見立てた雪原にコメや麦など5種類の穀物を手で植えていく。「雪中田植え」は50年ほど前に途絶えた小正月の伝統行事だが、地区の人たちが20年ほど前から復活させて受け継がれている。
参加した人たちは「田の神様」に豊作を祈ったあと、「奉賀、奉賀」と声をかけながら雪の田んぼにヌカをまいた。最後は神の使いとされるカラスに餅をまき、五穀豊穣を祈っていた。