冬を越したコハクチョウの北帰行始まる
長野県安曇野市で冬を越したコハクチョウの北帰行が始まった。例年より10日ほど早い北帰行となる。
長野県安曇野市の御宝田遊水池では、7日午前10時前、数羽が群れで飛び立つ姿が見られた。アルプス白鳥の会によると、今月4日ごろから7日朝までに60羽ほどが北帰行したとみられ、例年より10日ほど早いという。
今シーズン、ピーク時には去年より200羽余り多い約700羽のコハクチョウが確認された。
北帰行するコハクチョウは新潟などの湖で一度羽を休め、5月の連休ごろにシベリアに向かうという。鳥インフルエンザの全国的な流行から安曇野市内では、現在も水辺への立ち入りが規制されている。安曇野からの北帰行は3月末まで続く。