セックスレスが年々進む実態が浮き彫りになった。日本家族計画協会の調査で、１か月以上性交渉のない夫婦が４７．２％に達したことがわかった。

　これは、日本家族計画協会が２年ごとに調査しているもので、１６歳から４９歳の男女１２６３人から回答を得たもの。調査の結果、１か月以上、性交渉のない夫婦は４７．２％にのぼり、２年前の前回の調査より２．６ポイント増え、２００２年の調査開始以来、過去最多になった。

　いわゆる「セックスレス」となった理由で最も多いのは男性は「仕事で疲れている」で３５．２％、次いで、「妻というより家族のように思えるから」が１２．８％。女性は「面倒くさい」が２２．３％で一番多く、次いで、「出産後なんとなく」が２０．１％となっている。

　また、１８歳から３４歳の未婚者の中で性交渉の経験のない人は男性は４２％、女性は４６％に上った。