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世界最小級ロケット ショートが失敗原因か

2017年2月13日 22:33
世界最小級ロケット ショートが失敗原因か

 先月、打ち上げに失敗した世界最小クラスのロケットについて、JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は、電源ケーブルの損傷によるショートが失敗の原因だったとみられると発表した。

 先月、打ち上げられた重さ3キロの小型衛星を搭載した全長10メートルほどの3段式小型ロケット「SS-520」4号機は、打ち上げから約20秒後に機体からデータが受信できなくなり、打ち上げは失敗に終わった。

 JAXAは13日に記者会見を開き、打ち上げ失敗の原因について、機体に搭載されているデータを送信する機器の電源ケーブルが損傷し、ショートしたためとみられると発表した。軽量化のため、ロケットには従来より熱を帯びやすい材料が使われていたという。