女性や子育て世代に向け 防災イベント
東日本大震災の発生から間もなく6年を迎えるのを前に、東京・池袋で女性や子育て世代に地震対策に関心を高めてもらうため、イベント「大地震へのソナエ」が行われた。
このイベントは、震災の時の備えを体験しながら学ぼうと開かれたもので、多くの親子連れや女性も参加した。子どもたちが、大きな地震特有の長周期地震の揺れなどを体験したほか、気象庁の青木地震津波監視課長と日本テレビ・鈴江アナウンサーのトークショーも行われ、寝ている時の地震でけがをしないため、上から物が落ちない部屋にすることが重要だと訴えた。
また化粧品会社のブースでは、体を思うように動かせない避難所でもできるハンドマッサージが紹介された。一方、水がなくても使える簡易トイレを紹介するコーナーでは多くの人が使い方を尋ねていて、関心を集めていた。