原発事故で避難 「双葉高校」最後の卒業式
福島第一原発の事故後、避難先の福島・いわき市で授業を続けてきた双葉高校で最後の卒業式が行われた。
福島・双葉町にあった双葉高校は2011年の原発事故後、いわき市の校舎で授業を続けてきたが今年度で休校する。1日は、卒業生や保護者が見守る中、11人が最後の卒業式に臨んだ。
小島稔校長が一人一人に卒業証書を手渡し、双葉町出身の菊池歩実さんが卒業生を代表し答辞を述べた。
卒業生代表・菊池さん「私たちはたくさんの困難を乗り越えていまここにいます。私たちの卒業と共に休校となる双葉高校へ。3年間お世話になりました」
原発事故で避難指示が出された区域の高校は分校も含め今年度で5校が休校になる。