築地市場で環境基準2.4倍のヒ素検出
築地市場の敷地内から環境基準の2.4倍にあたるヒ素などの有害物質が検出されていたことが明らかになった。
有害物質が検出されたのは築地市場の敷地の南端で、現在は環状2号線の「築地大橋」が整備されている場所。東京都の土壌調査の結果、環境基準の2.4倍にあたるヒ素と、1.6倍にあたるフッ化物が検出された。
築地市場をめぐっては、他にもかつてドライクリーニング工場があった中央部分でも土壌汚染の恐れがあり今後、調査が行われる予定。
小池知事「現に市場として営業しているところでございますので、信頼の確保がしっかりできるように、そういったことも総合的に踏まえていきたい。調査ということであるならば、きっちりと臨んでいきたい」
築地市場は、安全・安心への不安から豊洲への移転が延期されているが、築地からも有害物質が検出されたことで小池知事の判断にも影響を与えそうだ。