東京五輪“選手村の食事”検討会議始まる
2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会期間中に提供される食事について、大会組織委員会の検討会議が13日から始まった。
オリンピック・パラリンピックの大会期間中の食事については、ロンドン大会では全体で1500万食以上、選手村のピーク時には30分で1万食が必要となるなど、食材の調達やスムーズな提供が課題となる。
また、開催国ならではのメニューのほか、アレルギーや宗教的な食習慣などに対応し、表示を分かりやすく多言語で行う必要性など、多くの課題がある。
委員からは「選手にとっては食事は憩いや楽しみで、安全性が重要だ」「食事は紙皿で提供されるが、環境への配慮があれば日本らしい」などといった意見がでた。
検討会は2017年度末までに基本戦略を公開したいとしている。