東京五輪“アンバサダー”マスコット選定へ
2020年東京オリンピック・パラリンピックで、大会の“アンバサダー”となるマスコットの選定がいよいよ始まる。
大会組織委員会で、17日から始まった「マスコット選考検討会議」は、マスコットの選考方法を検討するもの。マスコットは、大会の“アンバサダー”となるもので、その大会独自のストーリー性を持ち、開催都市の歴史や自然、文化を反映していることなどが求められる。
組織委員会では、白紙撤回となったエンブレムの選定プロセスが不透明だとされたことから、過程を透明化し、国民の参画を図っていきたい考えで、エンブレム委員会で委員長を務めた宮田亮平文化庁長官や杉山愛さんをはじめ、タレントの中川翔子さんもメンバーに入っている。
初回の17日は、マスコットの応募要項を中心に議論が行われ、「力のあるプロのクリエイターが応募しやすいように」などの意見が多く出たという。
選考方法の決定にはIOC(=国際オリンピック委員会)の承認が必要で、検討会では3月末にはIOCへ提出したいとしている。