黒岩知事 東京五輪めぐる協議の遅れを批判
神奈川県の黒岩知事は、東京五輪の会場整備費用の負担をめぐる国と都、大会組織委員会の協議の遅れを厳しく批判した。
黒岩知事「責任や費用負担の主体といった準備運営の基本にかかる課題が未解決となっているのは、まさに異常な事態でありまして、このままでは大会の開催に支障が生じかねないと危惧している」
黒岩知事はこのように述べ、会場の地元自治体と国、都、組織委員会との話し合いが1年近く行われず、会場整備費用をどのように分担するか、明確になっていないとして、厳しく批判した。
神奈川県では江の島でセーリング競技開催が決まっており、黒岩知事は22日、3者に対し、地元自治体と協議をするよう申し入れをしたことを明かした。