東京五輪を前に 都内各地でテロ対策訓練
東京オリンピック・パラリンピックを3年後にひかえ、都内各地でテロ対策訓練が行われた。
JR八王子駅では、コインロッカーの中から液体入りの不審なビニール袋が発見されたという想定で訓練が行われ、防護服に身を包んだ警視庁八王子署の署員が、慎重に液体を回収した。
一方、台東区浅草ではホテルに不審な外国人が宿泊を求めてきたとの想定で訓練が行われた。訓練では、男がパスポートのコピーを拒否して立ち去ったため、ホテルの従業員が警察に通報した。
警視庁はテロ防止には官民の連携が不可欠だとして、不審物や不審者を見かけたら、すぐに通報してほしいとしている。