はや20年…拉致被害者救出求める署名活動
北朝鮮による拉致被害者の家族らが、東京・上野で、一刻も早い被害者の救出を求める署名活動を行った。
拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表や、特定失踪者の家族らは、小雨の中、花見に向かう人たちなどに、拉致問題の解決を政府に求める署名への協力をよびかけた。
拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表(78)「被害者は何十年も、この桜の花を見たことがない。我々は絶対にあきらめるわけにはいかない。何としても今年中に解決せよという強い態度で、期限を切って政府に要請しています」
飯塚代表は、「家族会」の活動開始から20年が過ぎたことについて、「20年間も活動をしてきたのに解決しないのは大きな問題だ」などと、一刻も早い解決を改めて訴えた。