松山城の塀に十数か所の傷 ゴルフボールか
26日午後、愛媛県の松山城の塀にゴルフボールによるとみられる傷が十数か所あるのが見つかった。警察は、器物損壊事件として捜査している。
26日午後2時20分ごろ、松山城の工事をしている業者らが天守閣近くのしっくいの塀がへこんでいるのを見つけた。傷は合わせて12か所あり、いずれも直径が3センチほどの円形でゴルフボールによるものとみられている。通報を受けた警察は鑑識作業を行った。
傷が見つかったしっくいの塀は、復元されたもので国の重要文化財ではないが、近くには、重要文化財に指定されている乾櫓(やぐら)や天守閣などがある。警察は器物損壊事件として捜査している。