川崎で不審火8件…うち1件の放火疑いで男逮捕 ほかの不審火への関与捜査
ことし8月に神奈川県川崎市で相次いだ8件の不審火のうち1件について、放火の疑いで56歳の男が逮捕されました。警察は、ほかの不審火についても男の関与を調べています。
警察によりますと、吉村浩司容疑者は、ことし8月、深夜に川崎市幸区のゴミ集積場の防鳥ネットに、ライターで火をつけたなどの疑いが持たれています。
吉村容疑者は、横浜市のコンビニでカネを脅し取ろうしたとして逮捕・起訴されていますが、その際の調べで、不審火への関与をほのめかす供述もしていて、警察が捜査していました。
吉村容疑者は容疑を認め、「5件やった」「自分にイライラしていた」と供述しているということで、ほかの不審火への関与も調べています。
一方、このほか3件の不審火のうち1件については、28歳の男が逮捕・起訴されていて、警察は残りの2件については、この男が関与しているとみて調べています。