専門家に聞く!“渋滞回避”2つのコツ
行楽地に行くにも帰省するにも、車を使うとどうしてもちらつくのが高速道路の渋滞。そんな渋滞を少しでも避けるため、日本に4人しかいない“渋滞予報士”の小島さんに回避するコツを聞いてみました。
■なるべく一番左を走り続ける!
早く進もうとすると、右の追い越し車線に行きがちですが、混雑時に行うと後ろから来る車がブレーキを踏み、車間がどんどん詰まっていきます。結果的に、渋滞の大半が追い越し車線で発生しています。
■一定の車間距離を置く!
自然渋滞の約6割が“下り坂から上り坂に変化する地点”や“上り坂”で発生しています。そのワケは、どちらも無意識に速度が落ちてしまうからです。
車間距離のないままブレーキをかけると、後ろの車との距離が縮まっていき、最終的に止まってしまい渋滞になると考えられているそうです。車間距離があれば、前の車が遅くなってもブレーキの回数が減り、渋滞を防ぐ効果もあります。
■車間距離の目安は40メートル
高速道路の破線を見ると、白線の部分が8メートル、白線と白線の間が12メートルとなっています。その2セットぶんが40メートルになります。