神戸・六甲山牧場で放牧再開 ヒツジやヤギの“口のただれ”感染症ではなくエサとストレス原因
兵庫・神戸市にある六甲山牧場で、感染症の疑いがあるとして取りやめていた動物の放牧が再開されました。原因は、感染症ではなくエサとストレスでした。
26日朝、5日ぶりに放牧が再開された六甲山牧場では、ヒツジが勢いよく小屋から飛び出しました。
この牧場では今月14日、2頭のヒツジの口の中がただれ、歯ぐきから出血しているのが見つかり、その後、ヒツジやヤギなどあわせて30頭に同じ症状が確認されました。
そのため、感染症の疑いがあるとして、放牧やエサやりなどを取りやめ、兵庫県の家畜保健衛生所が調査を進めていましたが、ストレスとエサによってできた口の中の傷が悪化したことが原因とみられることがわかったということです。
今後、エサの変更などは行わず、様子をみていくとしています。