サイバー犯罪対策競技会 捜査員や学生参加
横浜市で21日、12都県の警察の捜査員や大学生らが集まり、サイバー犯罪に対する知識や技術を競う大会が開かれた。
サイバー犯罪に対抗する技術の向上を目指すこの大会には、神奈川県警や警視庁など12の都県警察からの捜査員に加え、大学生や民間業者ら計約60人が参加した。
大会では、壊れた画像データを組み合わせて解析する技術や、消去されたデータを復元する早さなどを競い合い、警視庁が優勝、神奈川県警が2位に入賞した。
大会を主催した神奈川県警は、「サイバー空間の脅威は深刻化してきており、こうした大会で人材育成につなげたい」としている。