新燃岳噴火 児童はヘルメット下校 霧島市
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11日朝、鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山の新燃岳が約6年ぶりに噴火した。気象庁は午前11時すぎに噴火警戒レベルを3に引き上げた。新燃岳から約7キロ離れた鹿児島・霧島市から中継。
噴火から約半日が経過したが、依然として火口からは噴煙が上がり続けている。新燃岳では先月から火山性地震が増え、今月5日に噴火警戒レベル2が発表された。11日朝の噴火を受け、気象庁は午前11時すぎに噴火警戒レベルをさらに引き上げ、入山規制の「3」を発表した。レベル3は2013年10月以来。
火山灰が流れた宮崎県側では、住宅の屋根や車にうっすらと灰が積もった。一方、鹿児島県の霧島市側では小学生がヘルメットをかぶって下校した。これまでのところ、噴火による交通機関への影響は出ていない。