爆発物の材料にも…薬局向けテロ対策訓練
警視庁は22日、薬品を大量に買いに来た不審者に対応するため、薬局向けのテロ対策訓練を行った。
22日に東京・千代田区で行われた訓練は、不審者が薬局に爆発物の材料になる薬品を大量に買いにきたという想定で行われた。薬剤師は、不審者の連絡先を確認するとともに、警察に通報するなどの手順を確認した。
男「オキシドールの扱いあります?」
店員「はい、ございます」
男「店にあるだけ欲しいんですけど」
店員「身分証明書の確認を」
男「そんなの必要なの?」
今年、海外で起きたテロ事件では、市販の薬品を使って爆発物が作られたケースもあり、警視庁は訓練を通して民間企業と協力し、テロを未然に防ぐ取り組みを強化したいとしている。