「ひみ寒ぶり宣言」富山・氷見漁港で水揚げ
富山県の氷見漁港で2日朝、約800本のブリが水揚げされた。漁協などは「ひみ寒ぶり宣言」を出し、今シーズンのブリ漁が本格的にスタートした。
氷見漁港には2日朝、氷見沖などでとれたブリ約800本が並んだ。8キロ台を中心に大きいものでは12キロを超えるものもあり、漁協などで構成する判定委員が大きさや脂の乗り具合を見極めたうえで、「ひみ寒ぶり宣言」を出した。
威勢のよいセリ声に仲買人たちが次々とブリをセリ落とし、漁港は活気づいた。
宣言は昨シーズンに比べ1週間遅いということだが、漁業関係者はこれからの水揚げに期待を寄せていた。ブリ漁は来年2月にかけて続き、首都圏などに出荷される。