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入院患者殺害事件で元看護助手の再審決定

2017年12月20日 14:32
入院患者殺害事件で元看護助手の再審決定

14年前、滋賀県の湖東記念病院で、患者の人工呼吸器を外して殺害したとして、懲役12年の実刑判決を受け満期出所した元看護助手について、大阪高裁は裁判のやり直しを決定した。

元看護助手の西山美香さんは、14年前、滋賀県東近江市の『湖東記念病院』で、男性患者の人工呼吸器を外して殺害したとして、殺人の罪で懲役12年が確定し、今年8月に満期で出所した。西山さんは、捜査段階の警察官の取り調べに対しては殺害を認めたが、裁判では無罪を主張し、自白には信用性がないなどと主張していた。

大阪高裁は20日、西山さん側の主張を認め、裁判をやり直す決定をした。