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芥川賞デビュー2作品に、直木賞は門井さん

2018年1月16日 19:32

第158回芥川賞・直木賞の選考会が行われ、16日午後、結果が発表された。

純文学短編作品に贈られる芥川賞は、2つの作品が受賞した。石井遊佳さんの「百年泥」は、インドで百年に一度の大洪水に見舞われた日本語教師の主人公の物語。

一方、もうひとつの作品は、若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」。夫を亡くし子供たちとも疎遠になっている74歳の主人公の物語。

芥川賞を受賞した2人は、ともにデビュー作での受賞となった。

また、大衆文学作品に贈られる「直木賞」を受賞したのは、門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」で、国民的作家・宮沢賢治の生涯を、父である宮沢政次郎の視点から描いた作品。3度目のノミネートでの受賞となった。