米軍機タンク投棄 小川原湖でシジミ漁再開
アメリカ軍のF16戦闘機が燃料タンクを投棄し禁漁となっていた青森県の湖で、シジミ漁が22日、再開した。
シジミ漁は午前7時半に再開され、地元の漁師たちが一斉に船を出した。小川原湖では先月20日、アメリカ軍三沢基地のF16戦闘機が燃料タンクを湖に投棄し全面禁漁が続いていた。
調査を続けてきた国は20日、湖の水質と生物の安全性に問題がないとして湖の安全を宣言し、22日の漁再開となった。
漁師たちは船の上から湖の底をかきだすようにシジミを採り、1か月ぶりの漁再開を喜んでいた。地元漁協は今後、補償などについて国と協議を進める。