見えない敵と戦う「ホワイトハッカー」とは
サイバー攻撃対策専門家の西尾素己氏は、小学校高学年の時、独学でプログラミングを始め、企業や政府機関へのサイバー攻撃に対処する「ホワイトハッカー」として活躍。現在はコンサルティングファームでサイバー攻撃対策を担当し、大学やアメリカのシンクタンクの研究員でもある。
――西尾さん、サイバー攻撃対策というのは具体的にどんなことをされていらっしゃるんですか?
イメージしていただきやすいものですと、世界でいま起こっているサイバー攻撃の情報を収集・分析して、政府機関や企業に注意喚起、啓蒙活動をさせていただく活動になります。
――なるほど。サイバーということで世界規模になってくるわけですよね。“国境”というのは、なかなか難しいところがあるんじゃないでしょうか?
そうですね。サイバー空間の特徴として、どこからの攻撃なのかが本当にわかりません。誰と戦っているかわからないという特徴があります。
――見えない敵と戦っているということですね。
【the SOCIAL guestより】