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玄海原発、蒸気漏れで停止 放射能漏れなし

2018年3月31日 12:45
玄海原発、蒸気漏れで停止 放射能漏れなし

佐賀県の玄海原発3号機で、30日夜、微量の蒸気漏れが確認され、九州電力は31日朝から発電を停止した。放射性物質の漏れはないという。

九州電力によると、30日午後7時ごろ、佐賀県の玄海原発3号機で、発電タービンを回すための配管から微量の蒸気が漏れているのが確認された。

配管は格納容器の外にあり、蒸気に放射性物質は含まれておらず、環境への影響はないという。

九州電力は、31日午前6時すぎに発電を停止していて、蒸気漏れがあった部分の温度を下げ、原因を特定するための調査を行う予定。

玄海原発3号機は今月23日に再稼働し、その後、出力を上げ30日は75%に達していた。

九州電力は玄海原発4号機についても、5月の再稼働を目指していたが、今回のトラブルで遅れる見通し。