【島根震度5強】50代男性、落下物でケガ
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9日未明、島根県で震度5強を観測する強い地震があった。気象庁は、今後1週間程度は、さらに強い地震が起きる可能性があるとして、注意を呼びかけている。
気象庁によると、午前1時32分ごろ、島根県で震度5強を観測する強い地震があった。震源は島根県西部、震源の深さは12キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されている。
この地震で、島根県の大田市で震度5強、出雲市などで震度5弱の強い揺れを観測したほか、西日本の広い範囲で震度1以上の、体に感じる揺れを観測したが、津波はなかった。
震度5強を観測した島根県大田市の市役所職員によると、地震当時、ドーンと突き上げるような揺れがあったという。
島根県大田市職員「大きな揺れを感じました。横揺れですね。庁舎内では置いてあった書類等が散乱、花瓶が落ちて割れたりという状況」
また、大田市内の民家でも机の上の棚が倒れて、室内に物が散乱したり、皿が落ちて割れたりしたという。
大田消防署によると、この地震により50代の男性が頭に落下物があたってケガをしたほか、ドアが外れて顔にあたり、ケガをした人がいるという。