将棋の羽生善治二冠が名人戦七番勝負の第１局に勝利し、史上２人目となる通算１４００勝を達成した。

羽生善治二冠が佐藤天彦名人に挑む名人戦七番勝負の第１局は、１２日午後８時半前、９７手で羽生二冠が勝利した。羽生二冠は、これで大山康晴十五世名人についで史上２人目となる通算１４００勝を達成した。

羽生善治二冠「無我夢中でやっていたので、意識することなく指していましたが、またこれを励みに前に進んで行けたらいいなと思っています」

名人戦は、７局のうち先に４勝したほうがタイトルを獲得するが、羽生二冠が名人のタイトルを奪えば、通算のタイトル獲得回数が史上初めて「１００」の大台に乗る。