空飛ぶホースの消火ロボット…まるで“龍”
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空飛ぶホースで消火活動を行う世界初のロボットが開発された。
東北大学が開発した消火ロボットで、試作機による実験では、水を勢いよく噴射することでホースが空中に浮かび上がり、徐々に火元に接近して、水をかけ、消火する様子がわかる。
その姿が空中を舞う“龍”に似ていることから「ドラゴンファイヤーファイター」と名付けられた。
このロボットの導入により、大規模火災では建物の中の火元を遠隔操作で消火することが可能になり、消防士のリスク低減も期待されている。
東北大学は今後、ホースの長さを延ばすなどの改良を重ね、3年後をメドに実用化を目指したいとしている。