“薄着の季節”駅で痴漢撲滅キャンペーン
6月1日、薄着で電車に乗る人が増える時期にあわせて警視庁と鉄道各社が痴漢撲滅キャンペーンを始めた。
東京の新宿駅では、1日朝、警視庁や鉄道各社の職員など約200人が、通勤や通学で駅を利用する人に痴漢撲滅を呼びかけるティッシュなどを配った。
痴漢撲滅キャンペーンは、薄着で電車に乗る人が増えるこの時期に毎年行われているもので、高校生や大学生のボランティアも駅構内をパトロールしながら注意を呼びかけた。
去年1年間に新宿警察署の管内で検挙された電車内の痴漢は69件だが、被害を訴え出ないケースも少なくないという。警視庁は「痴漢被害にあったらすぐ声をあげて、その場で犯人を逮捕できるよう協力してほしい」と話している。