重大インシデント認定 大韓航空機トラブル
29日昼ごろ、成田空港に着陸した大韓航空機が、誘導路で動けなくなり、立ち往生するトラブルがあった。国土交通省は重大インシデントに認定している。
29日午後0時半すぎ、韓国・仁川発成田行きの大韓航空703便が、成田空港の誘導路を走行中に立ち往生した。
国土交通省によると、703便の右側の脚が損傷していて、動けなくなったという。滑走路上にはタイヤの破片や金属片も見つかっている。
乗客と乗員あわせて335人にケガはなく、機体のけん引に時間がかかることから、乗客はその場で航空機を降りてバスでターミナルへ移動した。
国交省は、事故につながりかねない「重大インシデント」に認定し、国の運輸安全委員会は事故調査官を派遣し、事故の原因などを調べている。