断水続く愛媛・野村町 自衛隊が風呂を設置
西日本豪雨の被害はさらに拡大し、死者184人、心肺停止が3人、64人が行方不明になっている。断水が続いている愛媛県西予市の野村町では、待望のお風呂が設置された。
肱川の氾濫により5人が死亡した西予市野村町では、浄水場が水没したため、ほとんどの世帯で断水が続いている。このため12日、図書館の駐車場に、陸上自衛隊・旭川駐屯地の隊員が浴槽とシャワーを備えた仮設のお風呂を設置した。
避難住民「少しそういう風な(お風呂に入る)ことができたら、普通な生活じゃないけど、まだまだ先なんだけど、一つでも解消されるのかな、という感じですね」
12日はこの後、午後1時から午後9時までお風呂を利用できる。
野村町では11日から本格的なボランティアの受け付けが始まっていて、県内外から集まったボランティアは家の中から水につかった畳や家具を運び出す作業などを手伝っていた。