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「#被災地いらなかった物リスト」を考える

2018年7月12日 13:14
「#被災地いらなかった物リスト」を考える

今回の西日本豪雨を受けて、ツイッター上では「被災地いらなかった物リスト」というハッシュタグが話題となっています。一般社団法人「防災ガール」代表理事の田中美咲さんに聞きました。

実際に投稿されたいらない物リストには以下のようなものがありました。

・千羽鶴
・寄せ書き
・生鮮食品
・お米など調理が必要な物
・賞味期限が近い・分からない食品
・辛いラーメン
・明らかな古着
・季節外れの新品の服
・周波数の違う家電


――田中さん、どうご覧になりますか?

時期によるものもあるかと思いますが、今は、千羽鶴や寄せ書きは邪魔になってしまいがちなものですが、少し仮設住宅に避難したあとであれば、これ自体が心の豊かさにつながると思います。

もちろん、賞味期限が近いものや季節外れの服、明らかな古着は、どの時期であっても被災された方には必要ないもので、そこは選んでいく必要があると思います。


――逆に、今の時期に必要だと思われるものは何でしょう?

いま到着するものであれば水やタオルですが、今からこん包して届くものではまたニーズが変わってしまうので、もし送りたい場合は、災害ボランティアセンターや自治体のウェブサイトを見て、ニーズを確認した上で、こん包して送るということが必要になります。


――ボランティアもむやみに行くと、逆に迷惑になってしまうという話もありますね。

そうですね。やっぱり支援する側であるということが必要だと思います。


【the SOCIALより】