全日空 さらに国内線330便を欠航へ
全日空が保有するボーイング787のエンジンの点検などに伴い、国内線の欠航が相次いでいる問題で、全日空は12日、さらに330便を欠航すると発表した。
全日空は、保有するボーイング787に搭載されているロールスロイス社製のエンジンの不具合に伴う点検などで、今月6日から22日までに、合わせて289便の欠航を決めている。
全日空は12日、引き続き、エンジンの点検や部品交換などを行う必要があり、機体のやりくりがつかなくなったとして、今月23日から31日までの9日間で、さらに国内線330便を欠航すると発表した。欠航になるのは主に、新幹線や他社便など、代わりの交通機関がある羽田空港の発着便となる。
さらに、来月も1日あたり10便から20便程度が欠航する見通しだという。また、お盆期間で利用者の増加が見込まれる来月9日から19日の間は、羽田と大阪を結ぶ便を中心に、すでに予約の受け付けを制限しているという。