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社長が願望“ZOZO球団”誕生の可能性は

2018年7月18日 18:55

ZOZOTOWNを運営する前澤友作社長が突然、発信したプロ野球界参入構想が波紋を広げている。“ZOZO球団”が、本当に誕生する可能性は?

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「【大きな願望】プロ野球球団を持ちたいです。」-17日、ツイッターでこうつぶやいたのはファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する「スタートトゥデイ」の前澤友作社長。ロシアワールドカップの決勝戦を現地で観戦し、スポーツに「もっと深く携わりたい」との思いを強くしたという。

現在、巨人や阪神など全国に12球団あるプロ野球界。近年ではソフトバンク、楽天、DeNAのIT企業3社が球団を買収するなどして球界参入を果たしている。前澤氏は球団を持つ手段について、買収か新規参入を目指すのかは明らかにしていないが、買収先として、にわかに注目されているのが千葉ロッテマリーンズ。

前澤氏は千葉県出身。「地元愛」が強いことで知られ、現在千葉に新居を建設中。会社の本社も千葉県内に構えている。さらに2016年、千葉市にあるロッテの本拠地の命名権を10年総額31億円で購入。「ZOZOマリンスタジアム」と名付けた。

しかし当のロッテ側は――

ロッテ・山室晋也球団社長(17日・ZOZOマリンスタジアムで)「交渉のテーブルにも乗らないと思います。絶対に売却というのはありえない」

真っ向から否定した。

“ZOZO球団”の可能性について、ロッテの元投手でソフトバンクの球団経営に携わった経験もある小林至さんは――

江戸川大学・小林至教授「両者の共同作業なんですよ(プロ野球)球団の売買っていうのは。(ツイッターで)観測気球を打ち上げたり世論を喚起したりっていうやり方は、一般のビジネスでも基本的にノーですけど、野球界はよりNONOです」

「可能性はゼロではない」としながらも、前澤氏の球界参入は難しいとの考えを示した。

今シーズンのプロ野球終了後に、球界に対して具体的なプランを提示するという前澤氏。今後の展開が注目される。

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