“紀州のドン・ファン”元妻「自殺か覚醒剤の量を間違えたと…」
“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性を殺害した罪に問われている元妻の裁判員裁判で、元妻は、野崎さんの死について「自殺か覚醒剤の量を間違えたと思った」と語りました。
野崎幸助さんに致死量を超える覚醒剤を摂取させ、殺害した罪に問われている須藤早貴被告は、先週の裁判で、野崎さんに「覚醒剤を買ってきて」と頼まれたと話していました。
11日の被告人質問で、検察側から「覚醒剤を買っていないし(野崎さんが)関わっているとも思わなかった」と捜査段階で答えていたことを指摘されると、須藤被告は「警察に信じてもらえると思わなかった、怖くて言えなかった」と答えました。
また、「野崎さんがなぜ死んだと思うか」と問われた須藤被告は「友人にも『死にたい』と言っていた。自殺とか(覚醒剤の)量を間違えたのかな」と思ったと語りました。
被告人質問は、今週15日の金曜日にも予定されています。