将棋界最高峰の戦い「竜王戦七番勝負」が7日から始まるのを前に、藤井聡太五冠が竜王初防衛に向け意気込みを語りました。

7日からの戦いを前に、藤井五冠らは対局で使用される駒や対局の環境などを確認しました。

挑戦者の広瀬章人八段に対し、藤井五冠はこれまで5勝1敗と勝ち越していますが、2019年の藤井五冠のタイトル初挑戦がかかった対局では、藤井五冠は終盤のミスで広瀬八段に敗れ、史上最年少でのタイトル挑戦は持ち越しとなる大きな1敗となりました。

前夜祭では竜王戦への思いを述べました。

藤井五冠「今年もこの舞台に立てるということをすごくうれしく思っています」「見ていただいている方に楽しんでいただけるような、よい内容の将棋にしていけたらと思っています」

竜王戦七番勝負は7回の対局のうち、先に4勝した方が「竜王」のタイトルと将棋界最高額の賞金4400万円を手にします。