昭和初期に製作…旧本部庁舎のステンドグラス 警視庁本部に展示
昭和初期につくられ警視庁の旧本部庁舎を彩っていたステンドグラスが今の警視庁本部に25日から展示されます。
25日にお披露目されたのは、縦1.6メートル・横2.3メートルのステンドグラスで、警視庁の旧本部庁舎が取り壊される1977年まで旧庁舎内のホールに飾られていたものの一部です。
旧庁舎は1931年に落成し、旧庁舎の解体にあわせてステンドグラスの大部分は処分されましたが、一部だけは残され、今の庁舎でも2020年まで喫茶室に飾られていました。
その後、再び処分が検討されましたが、昭和初期にステンドグラス職人の故・別府七郎さんが製作した歴史あるものとわかり、改めて展示することになったということです。
警視庁は「歴史の1ページとしていろんな方に見てほしい」としています。