関東大震災から100年 当時の揺れ再現し、大地震対策につなげる取り組み進む
関東大震災から100年となる今年、当時の揺れを再現し、大地震への対策につなげようと取り組みが進められています。
都内にある研究所で再現されたのは、1923年に関東大震災が発生した時の東京都心での揺れで、現在の震度階級では6弱に相当します。
当時の揺れが、現代の高層ビルのおよそ35階ではどのような状況を生むのか映像でも再現されています。
清水建設技術研究所安全安心技術センター 福喜多輝センター長
「もし東京地域で地震がおきると、非常に多くの建物があることからインパクトが非常に大きくなる。われわれとしてはしっかりとした建物をつくって、被害を軽減する方向に向かわせていきたい」
関東大震災の研究を、今後の地震対策に生かしていきたいとしています。