石川・珠洲市 仮設住宅への入居始まる 40世帯102人
石川県珠洲市で9日、仮設住宅への入居が始まりました。
入居が始まったのは正院小学校のグラウンドに建設された仮設住宅です。竹本栄一さん(85)はこれまで金沢市などで避難生活を送っていました。
珠洲市で被災した竹本さん「結構いいです。そろってる(Q:避難所と比べてどうですか?)いいですよ。(Q:どういうものを持ってきた?)何にも持ってきていません」
入居が始まった仮設住宅には、冷蔵庫や洗濯機のほか、エアコンなどの暖房器具も備え付けられています。水はトイレや浴室だけではなく飲み水としても利用できます。
しかし、今回、仮設住宅に入居できるのは40世帯102人。およそ1700件の入居申し込みに対し、着工は、6か所・456戸にとどまっているのが現状です。市は「建設用地の確保を急ぎたい」としています。