特徴をとらえた似顔絵を描き犯人の検挙に繋げる「似顔絵捜査」―。神奈川県警で11日、効果的な似顔絵を描く技術を磨こうと、似顔絵捜査員の卵たちを集めた研修会が行われました。

11日午後、横浜市の神奈川県警警察本部では似顔絵捜査員を目指す警察官らおよそ60人が集まって似顔絵の描き方を学びました。

研修では目撃者役から犯人の特徴を聞き出しながら似顔絵を描く練習が行われ、特徴を適切にとらえた似顔絵3枚が選ばれました。

神奈川県警によりますと、県内では去年1年間で2400枚ほどの似顔絵が描かれ、似顔絵が犯人の検挙に結びついた事件は55件あったということです。

神奈川県警は「目撃者からの聞き取りがうまく特徴をとらえた絵が描ける捜査員を育成していきたい」としています。