夏の甲子園が開幕 皇太子さま、球児を激励
第100回の記念大会となる夏の全国高校野球大会が5日に開幕し、史上最多となる56校による熱戦が始まった。
午前9時、夏の太陽が照りつける甲子園球場でファンファーレを合図に入場行進が始まった。先頭は去年優勝した北埼玉・花咲徳栄で、初出場の6校を含む史上最多56の代表校がグラウンドに集まった。35年ぶりに甲子園の土を踏みしめた熊本・東海大星翔や、史上初となる2度目の春夏連覇を狙う北大阪・大阪桐蔭などが注目される。
記録的な猛暑が続くため、今大会では初めて“給水タイム”が設けられ、こまめに水分をとるなど熱中症への対策が取られる。
開会式には皇太子ご夫妻も出席し、皇太子さまは「多くの球児の活躍の場となり、この大会がさらに大きく発展することを願います」と、球児たちを激励された。