ボクシング連盟「第三者委員会を設置する」
「日本ボクシング連盟で助成金の不正流用があった」などとして告発状が提出された問題で、日本ボクシング連盟は「早急に第三者委員会を設置する」と公表した。
JOC(=日本オリンピック委員会)などに出された告発状では、選手への助成金の不正流用など、日本ボクシング連盟のカネや審判不正疑惑などの問題12項目を指摘している。
告発状が出されたことをうけ、JOCと日本スポーツ協会は、スポーツ庁の協力のもと、ボクシング連盟に対し、第三者委員会を設置し事実関係を調べるよう指示を出していた。
日本ボクシング連盟は6日未明にブログを更新し、山根明会長の名前で「早急に第三者委員会を設置する」と公表した。関係者によると、第三者委員会については、吉森副会長が中心となり、委員選びなどを行うという。
JOCなどは、今月20日までに第三者委員会を設置して委員を公表した上で、来月28日までに調査結果と改善点について報告するよう求めている。