台風１３号は徐々に勢力を弱めているが、依然、暴風域をもったままゆっくりと福島沖を北へ移動中。福島県の沿岸部にある相馬市から中継。

相馬市は福島県の北側に位置していて、１０キロ先に宮城県がある。海からの風がとても強く、横殴りの雨となっている。

原発事故の後、今年８年ぶりに再開した原釜尾浜（はらがまおばま）海水浴場がある。普段は多くの人でにぎわうが、９日は終日遊泳禁止となっていて人の姿はない。

相馬の港では９日午後３時半頃に満潮を迎えた。潮位が高い状態が続いていて、引き続き高潮には警戒が必要。沿岸部には決して立ち寄らないように注意を。

また、台風の動きはゆっくりなため、県内では沿岸部を中心に１０日明け方まで風が強い状態が続く見込み。これまでに雨量が多かった場所などでは、この後も土砂災害には厳重な警戒が必要。