東京五輪暑さ対策 歩道に「散水」実証実験
東京オリンピック・パラリンピックの新たな暑さ対策導入に向けて都は道路での実証実験を行った。
今回の実験は、歩道の端にはわせたチューブから水をまいて、路面温度の上昇を抑えられるかを確かめるという。
実験は東京オリンピックのマラソンや競歩のコースにもなっている、皇居前の通りの歩道で行われ、歩道に水をまいた場所とまいてない場所の路面温度や気温を比較するかたちで行われた。
13日は「曇り」で日照があまりなかったため、気温の差はほとんどみられなかったが、路面温度では、水をまいた歩道が最大で4℃程度低かったという。
都は歩道への散水について沿道で応援する観客の新たな暑さ対策として期待していて、今回の実験結果を検証し、さらなる実験や大会での導入などについて検討していくという。