大規模災害、IT企業ができる支援とは?
ヤフーで社会貢献事業本部長などを務める妹尾正仁氏(36)。妹尾氏は、熊本地震の経験から、大規模災害の時に民間企業とNPOが連携し、必要なものをワンストップで届ける仕組みづくりを主導。今回の西日本豪雨ではヤフーとしての支援活動の陣頭指揮もとった。また、官公庁との連携や安全なネット利用の啓発活動なども行っている。
――ヤフーは西日本豪雨でどんな支援活動を行ったのでしょう。
インターネット企業として、情報発信はもちろんのこと、災害時に自治体のウェブサイトが、非常に混雑してつながりにくくなるのを、ヤフーのほうでコピーサイトをつくって、つながりやすくしました。
あと、インターネット上で募金を集めていまして、いま67万人の方から計5億円をいただいています。
――その募金はどうなるんですか。
これは被災地のみなさんに義援金、または支援金というかたちで、届けるということになっています。
【the SOCIAL guestより】