“食用でセミの幼虫捕らないで”公園に看板
埼玉県川口市の公園で「セミの幼虫を大量に捕っている人がいる」などの苦情が相次ぎ、市は看板を設置して食用目的の捕獲をしないよう呼びかけている。
川口市によると、今年5月末から「公園でセミの幼虫を大量に捕っている人がいる」などの苦情が10件ほど相次いだという。
「幼虫をペットボトルいっぱいに入れていた」という目撃情報もあったことから、市は“食用”目的の可能性があると判断。6月中旬から園内5か所に日本語・中国語・英語の3か国語で書いた看板を設置して、食用目的の捕獲はしないよう呼びかけている。
川口市内の別の公園でも同様の苦情があり、隣接する蕨市でも市内の公園に看板を設置して食用目的でセミの幼虫を捕獲しないよう呼びかけている。